[乗車記録126]記憶に焼きついた女。艶やかな唇が動くたび、俺の理性は遠のいていく…
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- 再生時間:–
- 発売日:2025年3月21日金曜日
- 販売者:電射男
- 対応機器:PC,iOS,Android
なんで、またやってしまったんだろう。今でも、あの瞬間のことを忘れられない。思い出すたび、胸の奥にじんわりと火が灯るような感覚が広がって…でもそれは、決して許されるべきものじゃないと、分かっているのに…あの朝、偶然目に入った一人の女性。コスメ売り場でリップを見つめる彼女の横顔は、静かで、まるで時間が止まったようだった。白く整った指先が、ゆっくりと商品を手に取ったとき、その仕草が妙に印象に残った。いや、あれは「印象」なんて軽い言葉じゃ足りない。心に焼きついた、とでも言うべきか。そう、焼きついて離れない。いまだに。彼女の唇はよく手入れされていて、あの艶と形が、どこか無防備な感じを醸していた。そんなものに惹かれたのは間違いだった。と、今ならそう言える。そう言うしかない。改札を抜ける後ろ姿は自信に満ちていて、俺は、ただ黙って、誰でもないふりをして距離を保った。けれど内心では、すでに踏み込んでいたのかもしれない。気づかれないまま、ホームへ向かうエスカレーターを共に上り、あのとき感じた「静かな熱」は、いま思い出しても…いや、ここでは伏せておこう。電車の揺れ。人混み。密集する空間の中、呼吸が浅くなる感覚。高ぶる神経を抑えようと努めていた…つもりだった。でも、彼女の呼吸を感じると理性がなくなった…印象的な唇からこぼれる呼吸音と、下を触るたびに漏れる吐息車両全体の音も、アナウンスの声も、耳には入っていたはずなのにそれよりもずっと意識に残っているのは彼女との時間だけ…抑えるべきものが崩壊し、明らかに下半身が高ぶっていた。俺の指に絡みつく愛液の量…形のいい美乳…綺麗な色の乳首…感じ方…この数分間だけは、五感すべてで焼きついたような濃さで記憶に残っている。今にして思えば、後悔はしている……いや、正確に言えば、もう一度味わいたいかもしれないそれが俺の病気…ただ、あの時の自分に問いかけるなら、きっとこう答えるだろう。「誰にも気づかれなかった」「彼女も声を上げなかった」「彼女も楽しんでくれただろう」…最後に書き足しておきたいことがある。もし、またどこかで君を見かけてしまったなら。そのときは…